コスパは?カッコいい電気自動車はあるか

2024年6月9日サポート,乗り物,生活

電気自動車って結局普及してるの?

電気自動車ってカッコいいの?

今回はカッコいい電気自動車についてですよ。

電気自動車って

ソフィ

うちの電気自動車も買い替え時ね。
かっこよろしきなのがあればいいわ~。

おすK

あれっ、ソフィのとこってEV だっけ?
見たことないよね。

ロボットが私の乗ったカゴを運んでくださいますの。

はいキター、異次元の金持ち。
スケールが独特だなぁ。

ソフィお嬢様のそれは、もはや電気自動車ではありません。

電気自動車の今とこれから

近年、カッコいいとされるのはスマートさ。

環境に配慮した生き方が重視されて久しいですが、自動車についてもますますスマートさが求められています。

電気自動車の今

電気のパワー恐るべし
普及してるのかな

2020年時点での電気自動車普及率は1%にも満たずにとどまっています。

数字的にはまだまだ厳しい普及率となっている電気自動車、2018年時点での政府資料では、2020年には新車販売の2台に1台は次世代自動車とする目標でした。

次世代自動車の販売については、ハイブリッド車がほとんどで、電気自動車の割合はかなり低いのが現状です。

日本の電気自動車事情は、普及が加速している世界の電気自動車事情からみると、遠い異国の出来事でしかなく、電気自動車についても日本は取り残されていっているのです。

メリット「コスパはいい

排気ガスを出さない

やはり走行時に排気ガスを出さないことが、環境に優しいということで大きなメリットです。

電気自動車が走行時に使用する電気は、Co2を排出する火力発電によってまかなわれているという反論もあります。

内燃機関タイプの自動車との比較では、車両の製造時に発生するCo2量等も対象とされてます。

走行時に電気自動車はCo2を排出しないというアドバンテージに対し、車両を作る時に排出するCo2はすごいよっていうのです。

世界中が電気自動車にカジをきる動きの中でも、とても敏感な論点なんですね。

ガソリン代と電気代の比較

走行距離100km に対して使用する(レギュラー)ガソリン代と電気代の比較です。

ガソリン車の場合、燃費を16km/Lとすると、ガソリンはだいたい6L必要です。

レギュラーガソリン代は1Lの値段をだいたい6倍したものになり、

1Lが170円 なら、1,020円が走行距離100km のコストです。

*2024年5月の全国平均と都市部の値段を参考にしています。ガソリンは今後も値上がりが予想されます。

電気自動車(日産リーフ)の場合、1kwhあたり7km 走行可能ですから、走行距離100kmでは100÷7で14.285kwhの電気が必要となります。

自宅充電での電気代として、

昼間が40 円/kwh、夜間が30円/kwh とすると、

昼間充電で692円、夜間充電で519円が走行距離100km のコストです。

*2024年5月の全国平均と都市部の値段を参考にしています。電気代も今後の値上がりが予想されます。

値上がりばっかりね!

もし無料の充電設備が利用できれば電気代はタダになりますが、当然、多くの人が利用して時間待ちが長くなり、マナーの悪い先客にはストレスを感じたりします。故障が放置されるケースもあります。

音が静か

モーター駆動のため、エンジンのように騒音が出ることはほぼありませんし、振動も少ないためガタガタ音もかなり抑えられます。

購入時に減税や補助金などがある

購入車種に応じて、税金の免除や減税があり、国や地方自治体からの補助金がもらえたりします。

購入時の担当者は熟知していますから、詳しく聞くと良いでしょう。

気分的にカッコいい

これが肝心です。

昔、古いアメ車をゴロゴロいわせて走らせていたカッコよさとは違うカッコよさを感じます。

災害時に蓄電用に使える

電気自動車を災害時に蓄電用に利用して、停電からの復旧までに、電化製品を使うことが可能になります。

自家発電を行っていれば、なおいっそう便利になります。

蓄電池についてはこちらをどうぞ。

これで安心、災害に備える蓄電池

デメリット

充電インフラの不足

ガソリンスタンドの件数と比べると、充電設備の数はまだまだ不足しています。

政府は充電設備の整備加速をかかげてはいますが、電気自動車の普及と充電設備の整備がお互いに進捗を見合う感じになっているため、動きは遅いようです。

電気自動車が増えれば、充電設備がますます必要となるし、電気そのものも消費が増えるから、発電量をカバーする発電所の維持も必要となります。

マナーの悪い人が、充電設備を長時間占有したり、設備を破損させたりすると長期間使用不能となります。社会的な問題として取り上げられるケースもふえるでしょう。

短い航続距離
バッテリーの開発

ひと昔前に言われていた電気自動車の航続距離については、バッテリーの進化と大型化で改善されつつあります。

新品バッテリーで、航続距離は300から500km くらいで、東京から名古屋に行く片道でドキドキする感じです。

途中で充電できる場所と時間が1時間くらいあれば、ほぼ安心です。

急いで長距離移動をする人には、さらなるバッテリー性能の向上が必要です。

故障時の対応

なんといっても、故障時の対応に不安を感じますよね。

電気自動車の故障はほとんどバッテリー関連です。

バッテリーの寿命を知るのは難しく、気温の上下に左右されますし、充電時のバッテリー残量と充電方法などによって差が出ることは、スマートフォンなどのバッテリーと同じです。

いきなりバッテリーが終わる可能性もあるようですから、故障時にはすぐに対応してもらえるアフターサービス万全のところで購入したり、自動車保険に加入しておきましょう。

保険についてはこちらをご覧ください。

トラブル発生、損害保険の保険内容を確認

値段
お金かかるかな

値段も減税や免税になったり、補助金を受けたりしても、多少高い感じがします。国内の競合車種の少なさも原因かもしれません。

全天候で走行時に充電または受電できる仕組みが実用化されれば画期的で、一気に電気自動車の普及につながりますよね。

車両の進化

電気自動車本体についても、まずは車体のカッコよさが必要です。

トラブルの少ないバッテリーの開発や、

軽量かつ大型化による長距離走行の実現も大切です。

より短時間で急速充電できるようになってほしいですね。

求められるクルマとは

これが進化します

その進化のなかで、これから求められるクルマとはどんなものでしょうか。

AIとの融合により、自家用車は自分専用のタクシーになるのではないでしょうか。

行きたい場所を伝えるだけで自動運転が開始され事故なく目的地に到着する。

移動距離や移動コスト、消耗によるメンテナンススケジュールや車両維持コスト、旅行計画や周辺情報など、ありとあらゆる情報を知らせてくれるクルマがこれからどんどん出てくるのではないでしょうか。

家族を楽しませてくれる家族だけのAI がサポートしてくれるカッコいいクルマが将来求められるのです。

最後に

これからは電気自動車を選ぶ人が増えてくるでしょう。

本当にカッコいい電気自動車が出始めると、パワーや機能も魅力的ですから、選んで当然の流れになりそうです。

カッコいい電気自動車でカッコいい生活を過ごしてみましょうよ。

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Posted by のりしお7まい