トラブル発生、損害保険の保険内容を確認
地震、雷、火事、親父、損害を与える代表ですね。突然の事故や損害に備えたいけどよくわかんない。
そんな不安にやんわりとお答えします。
損害保険ってなに?
事故や地震が多いから備えを考えてるんだ。
じゃあ、損害保険にでも入ったら?
会社や種類が多くてわかんないよね。
自分に合ったものでわかりやすいものに入ったら?うちは豪邸、別荘、外車、海外旅行時のアクシデント、あとは..
はい。もういいです。たった今、ボクの心に大きな損害が発生したから。
損害保険とは
偶然起こったことが原因で発生した損害をカバーするものです。予測しがたいリスクへの備えとなります。
保険金と保険料の違い
「保険金」とは、損害に応じて保険会社が受取人に支払うお金。
「保険料」とは、契約者が保障を得る対価として保険会社に支払うお金。
損害保険の種類
保険会社はリスクに応じて多種多様な損害保険を用意しています。その中でも代表的なものとして
自動車の保険
おうちの保険
生活上の保険
があります。
自動車の保険
自動車保険は
「強制保険(自動車損害賠償責任保険)」と「任意保険(自動車保険)」があります。
強制保険(自賠責保険) 対人のみの補償しかありません。
自動車損害賠償保障法により、原則としてすべての車の所有者に加入が義務付けられている。
Wikipedia
任意保険(自動車保険) 自賠責保険では補償されない損害への備え
自動車での事故時に、自賠責保険ではカバーできない部分(対人の補償金額、対物、搭乗者、第三者、車両等についての損害)に備える保険です。
Wikipedia
どれにしていいやら。そんなこんなでお困りですか。
おうちの保険
おうちの備えとしては、
『火災保険』と『地震保険』が代表的な備えとなります。
火災保険
火災や天災、建物外部からの衝突、水漏れ、盗難等の建物や家財にたいする損害への備えとなります。
地震保険
地震、噴火、またはこれらによる津波を原因とする火災などによって建物や家財に生じた損害への備えとなります。
地震保険は火災保険とセットで契約する必要があります。
火災保険の見直しの際には、こちらを一度のぞいてください。
生活上の保険
近年、自転車による事故も多くなってきており、人身事故の場合、多額の損害賠償を支払わないといけなくなる事案も増えています。家族の誰かがそうなる可能性があるのです。
個人賠償責任保険
日常生活において、偶然に他人に損害を与えてしまった時にあるとよい保険です。
自分や家族が、日常生活で、他人にケガをさせたり、他人のものを壊してしまったり、法律上の損害賠償責任を負った場合、事故によって生じた費用などを補償します。
自動車保険や火災保険の特約でセットしている場合もあり。
あとは、こういう保険もあります。
傷害保険
突然の事故によって入院や通院を余儀なくされる。または死亡したり後遺障害が残った場合に補償されます。
ただし、「偶然に」、「突発的に」、「原因が身体の外部からの作用であること」が条件となります。
旅行保険
国内旅行、海外旅行中の病気やケガ、携行品の破損等の損害に備えます。
内容を必ず確認
契約内容を確認
自分の日常生活でどういった危険があるかを洗いだしてみます。
その中でも特に備えが必要なものについて、すでに充分な備えのあるもの、まだ備えがないもの、備えが足りないもの、などに分けてみましょう。
備えようとしているものごとについて、どういった保険内容があるかを調べてみましょう。
自分の必要な備えに合わせた保険内容が見つかった場合、保険会社に問い合わせし、契約内容を確認しましょう。
自分の情報は正しく
契約の申し込み時には、自分の情報は正しく届け出ましょう。
事実と違う内容を記載したり、記載時に誤った内容のまま見落としたり、他の保険の加入状況を申告しなかったりすると、保険金が支払われなかったり契約の解除となる場合があります。
保険料を確実に払いましょう
損害保険は、保険料が払われていない状態(クレジットカード払い等一部を除く)では、損害発生時に請求しても保険金が支払われません。
契約の変更や解約はお早めに
契約期間中の『契約内容変更』や『解約』は、保険会社への申請が必要です。
変更の申し出
『通知義務』 契約者から保険会社または代理店に契約内容の変更を通知する必要があります。通知義務違反の場合、保険金が支払われないケースもあります。
契約内容に応じて、契約者が支払う保険料が増減し、変更内容が保険料の不足を発生させる場合には保険料の未払いとなります。
『自動車保険』について、自動車の買い替えやお子さんが運転をするようになった時などに契約内容の変更が必要となる場合が多いです。
『火災保険』について、契約している建物の増改築や引っ越しによる所有者変更などがあった場合に変更が必要です。
解約の申し出
保険期間の途中で解約の申し出をした場合、契約の残り期間に応じた保険料が返還されます。
また、損害保険の契約期間満期日には気をつけましょう。満期日を忘れてうっかり継続手続きを忘れると、原則として、1日でも過ぎると補償はされません。
保険金の請求と支払いについて
保険金の請求
事故や損害発生時にはどうして良いかわからないまま立ち尽くすことが多いです。
いざという場合に備えてイメージしておきましょう。
❰事故発生時❱ まずは危険性の排除と状況報告
交通事故や火災などが発生した場合、可能な限りの自分を含めた人命の救助をおこないましょう。同時進行で警察や消防への状況連絡もおこないましょう。
交通事故は、どんな軽微な事故でも届け出をし、特に人身事故の場合は人身事故の届け出が必要です。
その後速やかに、自分の契約している保険会社または代理店に状況を連絡しましょう。
事故の相手がいる場合、相手の氏名、連絡先、車両番号、可能であればスマホで事故現場や双方の車両の前後左右を写真撮影しておき、目撃者に連絡先を聞いてみましょう。
現場で示談交渉は絶対にしないこと。高額な請求をされたり、理不尽な要求が続く場合もあります。
❰書類提出❱ 保険会社に必要書類を提出
交通事故の場合、『事故証明』が必要となります。
契約内容や損害の種類によって、保険会社から必要書類の案内や手続き方法の連絡があります。
契約者は必要書類を作成し、保険会社に提出します。
保険会社が事故調査等をおこない、保険金の査定をおこないます。
損害保険は実際に生じた損害に対してのみ保険金が支払われます。契約内容によっては免責金額(査定額がその金額以下の損害については保険金は支払われない)が設定されているものもあります。
交通事故の場合、過失割合(加害者と被害者の落ち度がどれくらいの割合か)で保険金が変わってきます。
保険金の支払い
査定額が確定後、保険会社から契約者に査定理由の説明などがあります。
納得いかないケースもありますが、保険会社の説明をくつがえす資料があれば提出したりすることが必要です。
最終的に保険会社から指定の方法で保険金が支払われます。
あずけてリスク回避も
もしもに備えて家財はトランクルームに預けておく方法もあるよ。