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論語から 君子と小人の『器』の違い

2021年4月11日論語

論語から学ぶ

「子曰く」の前フリでおなじみの論語。覚えてますか?

これから学ぶよって人もいるかな。

さつばつとした世の中で、まだまだ大切なことを教えてくれてます。

国語のテストではないから、だいたいの意味を感じておく程度。

ふとした瞬間に思い出せれば十分ですよ。

孔子さん

顔に落書きしやすいタイプでしたね

春秋時代の中国の思想家。

孔子さんが亡くなって後、弟子たちが400年くらいかけて、孔子先生が話していた内容をまとめたものが『論語』なのです。

原文

子曰、君子成人之美、不成人之悪、小人反是。

書き下し文

子曰く、君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人は是れに反す。

意味

先生がおっしゃるには、

「君子は、他人の美しい行いがうまくいくように助け、悪い行いであれば決して助けることはしない。」

「でも、小人はその反対のことをしちゃうんだよね。」

経験から

優しさや思いやりがあり、他人の話をよく聞いてくれる人がいる。

そのうえで、他人の立場を考えて、手を貸してくれたり、協力を辞退したりしてくれる人がいる。

一方では、人の話を全く聞かず、自分の小さな了見で物事を決めつけて、その考えに固執する人がいる。

さらには、よい行いを批判し、自分の小さな器に他人を取り込もうとする。

大切なこと

これから大切なことを知るんだね

小人のような人が上司やリーダーであれば、距離を取ろう。

ただし、君子のような人が上司やリーダーであっても、人間はおかれた状況や条件次第で、小人になることがある。

変化の中で、人をみながら接していこう。

2021年4月11日論語

Posted by のりしお7まい