サポートして、高齢者の不安
今後ますます加速する高齢化社会。自分が高齢者になったら世の中はサポートしてくれるのかな?今の時点ですでに高齢者は仕事に就けてないのでは?という不安がよぎります。
今回は、高齢化社会のサポートについて、やんわりと紹介します。
高齢者の不安とサポート
うちのオヤジもそろそろ年で、いつも家でゴロゴロのどならして、ゴロゴロ寝ころんでいるよ。
あらあら、暴走特急トラ鉄さんも静かな余生を満喫してらっしゃるのね。
いや、まだまだ働く気はあるみたいだよ。体も多少おとろえたとはいえ元気だし。
たしかに、かなりお年をめされても働いてるかたが多いわね。
最後の弾丸トラ鉄さんも阿修羅のごとく働かれるのですね。
おいおい、うちのオヤジのイメージってどうなの….
今の世の中、色んな事情で、かなり高齢となってもまだまだ働いて生活費を稼がないとやっていけないですよね
ただ、年をとると多くの物事がおとろえていくのも確かです。
つまり、高齢化社会では高齢者へのサポートが必要なのです。
高齢化社会で
社会への影響
本格的に高齢化社会へ突入しました。
内閣府からの情報としてはこうなってます。
内閣府 令和5年版高齢社会白書(概要版)
これまでの社会の流れから、高齢者も生活のためにまだまだ働かざるを得ない状況です。
高齢者が安全に社会生活できるように、インフラの再整備が必要ですし、法律や制度改革も必要です。
年金の支給開始年齢もドンドンと後へ後へとずらされていきます。
援助を求めようにも、子どもや孫も今の経済状況では自分たちのことで精一杯というのが実状でしょう。
同居する事もなかなか難しくなり、別々の生計をたてざるを得ないまま苦労が続くのです。
つまり、高齢になっても子どもや孫を頼らず、自立し続けないといけない社会になっているのです。
仕事への影響
高齢化によって中小企業の後継ぎ問題が解消されない場合、廃業を選択するケースも増えているようです。
行政からの情報としてはこうなってます。
中小企業庁
後継者がいないなどで廃業するケース以外に解決法があるとすれば、M&Aを検討する等々があげられます。
中小企業の廃業がかなりの数になると、経済のプレイヤーとしては大企業と個人事業主の比率が高くなってきそうです。
その時の高齢者のポジションはどこになるでしょうか。
大企業の正社員として雇用される確率は低いでしょう。
大企業の契約社員やアルバイトとして雇用されることはあるでしょうし、人材派遣会社からの派遣社員という形もあるでしょう。
大企業の下請けとしての個人事業主という形もあるかもしれません。
個人事業主同士のコミュニティー形成も可能性が高そうです。
今もクラウドソーシングサービスなどが急上昇しています。
これまでの経験や技術などをネットで依頼を受けたり、依頼したりすることが増えているのです。
スケジューリングは依頼受注時に可能ですから、空いた時間が有効に使えそうです。
スキルのフリマ【ココナラ】
高齢者を雇用する場合、業種はどんなものが想像できますか?
現状を見渡してみると、ホワイトな仕事はほぼ回ってきません。肉体労働を課せられるケースが多いようです。アルバイトとして。
残念ながら高齢者は低賃金の労働力としてみられているのが現状なのです。
内閣府 令和5年版高齢社会白書(全体版)
農業、林業、漁業などを営む方々も高齢化をむかえており、後継ぎ問題は続いているようです。
現状は体が続く限りは頑張るという方々が多いようです。
高齢者の体への負担を軽減させる工夫が必要です。
生活への影響
生活でも高齢者への負担は様々に存在します。
記憶力や体力の低下、視覚・聴覚・嗅覚などの低下による事故やケガも発生しやすくなります。
独り暮らしされている高齢者が毎日の買い出しや仕事の往き来で自動車やシニアカーや自転車に乗る。
シニアカーについてはこちらをご覧ください。
仕事や買い物などで重量物を上げ下げする。
公共交通機関で混雑した乗り物に乗る。
など、なにかしら支障があるシチュエーションに身をゆだねています。
しっかり話し合いましょう
親が高齢になった時には、生活のことをしっかりと話し合い、今後の問題点を解決できるようにしておきましょう。
いざというときに、何も話してなかったでは対応ができないこともでてきます。あらかじめ取り決めておけることは決めておくことが大切です。
親と話しておくべきことは、こちらをご覧ください。
体力の低下をサポート
物理的パワーをサポート
現代の技術の進歩で
重量物の持ち運びを楽にする道具があります。
各社からいろんなサポートスーツというものが販売されています。
衰えてしまった体力をおぎなうためには実に有用な技術です。
一般的にはパワードスーツというようです。
wikipedia 『パワードスーツ』
パワードスーツは、装着することで筋力がアップするというわけではなく、力をおぎなう道具なのです。
これは、年齢問わず、力仕事される方には便利な道具です。
最後に
高齢化社会で世の中は変化しています。
若い世代とのギャップを埋めるための技術はますます進化するでしょう。
使いこなせるかどうかにもよりますが、サポートは増えているのは間違いないようです。
他人事ではないのです。必ず年はとるのですから。